華南のPM2.5-20

ゴミ焼却でもう一つ検討しなければならない点は出て来る燃焼ガスの回収方法の検討です。それには、集塵装置が検討の対象になる筈です。
集塵機には
1、スクラバ
2、サイクロン
3、バグフィルター
4、電気集塵機
と大別されます。

1、スクラバ
スクラバは、水や液体を使って排ガスを化学反応で液体に取り込んだり、化合物にしたりして、排ガスの成分を吸収して空気のみを大気に放出する働きですが、近年では2,3種の集塵装置を掛け合わせた様な集塵機も出ています。

難点は水か液体を使う為後処理の必要が出る事と、水は無害な水が必要になる事です。

有害な水では、かえって排ガスの余分な気体を加えかねません。

2、サイクロン
排ガスを遠心分離の様にして空気と物体を分ける装置で物体ならば簡単ですが、PM2.5では分離は難しいでしょう。
中国でも、小型の物なら作られていて良く見掛ける集塵機で、運転コストが低いのも魅力の一つです。
このタイプは他のタイプと共存させたり、多段にしたりと種類は多いですがどれをとってもサイクロンスクラバの様な液体と共でないとPM2.5には非力の様です。

3、バグフィルター
高温のガスに向かないのが欠点でしたが、現在はセラミックフィルターが開発され、高温のガスでも対応できるので有望です。形式は筒状のフィルターを通して
排ガスをろ過してきれいな空気だけを排出する。

4、電気集塵機
排気ガスを高電圧で電荷させて、排ガスを電極に集め回収する装置で、運転コストは高くつきますが、後処理も無く単純な工程になります。

この様な集塵機から華南の大気汚染防止の為のゴミ焼却処理用大気汚染防止を考える事が必要となるようです。

当然、これ等のタイプを複数使用して運転コストが低く、効果が大きい維持コストの低い様式を作り出すわけです。

同時に中国ならではの絶対条件が有り、中国は水が絶対的に足りないと言う事も考慮しなければならないことです。

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